どーもー、コスらごんです!!
コストコを利用しているとどこかのタイミングで気になるのは、「リワード」というコストコ独自のキャッシュバックシステムですね。
これまでは、コストコ専用のクレジットカードであるコストコグローバルカードでもらえるリワードだけでした。
しかし、2019年にコストコの最上位会員のエグゼクティブ会員というランクが始まってから、エグゼクティブリワードというリワードシステムも追加されました。
とくにコストコに慣れていない方だと、「クレカのリワードとエグゼクティブリワードってどう違うの?結局どう使えばいいの?何がおすすめなの?」とちんぷんかんぶんになるんじゃないかなぁと思い、記事を書くことにしました。
コストコに行くと「エグゼクティブ会員もコストコグローバルカードもリワードがたくさんたまってお得ですよ!」と店員さんはプラスの情報を押してきます・・・
コスらごんは、一歩距離をおいてリワードのいいところも悪いところもユーザー目線でぶった切っていきます。
記事を読み終えると、今後「リワードはお得!」という甘い言葉に惑わされることはなく、あなたの生活に適したコストコの使い方がわかるようになりますよ。
~~ 目次 ~~
コストコのリワードは2種類
コストコのリワードとは、コストコでお買い物すると還元されるコストコポイントのことですね。
現在、コストコでもらえるリワードは次の2種類です。
ポイント
その1:コストコグローバルカードのリワード
- 獲得条件:コストコグローバルカード(コストコとオリコが提携しているクレジットカード)を使う
- 還元率:コストコでの買い物は1.5%、コストコ以外の買い物は1.0%
- 年会費:コストコグローバルカードの年会費(1,250円)
※1年間に1度でもコストコで買い物をすると、カードの年会費は無料
ポイント
その2:エグゼクティブリワード
- 獲得条件:エグゼクティブ会員にアップグレードして買い物する
- 還元率:コストコでの買い物限定で最大2.0%
- 年会費:エグゼクティブ会員の年会費(9,000円)
※すでに個人会員や法人会員であれば、年会費の差額を払うとアップグレードできます。
エグゼクティブリワードは、コストコのヘビーユーザー向けですね。
年会費が高い分、コストコでの買い物に対して、最大2.0%という高い還元率でリワードを獲得することができます。
また、コストコグローバルカードのリワードとエグゼクティブリワードは別に加算されるんです。
各リワードの詳細は下記記事でご紹介していますので、あわせてご確認くださいませ。 続きを見る 続きを見る
【2021年版】本当にお得?コストコグローバルカードのリワード
コストコでポイ活!エグゼクティブリワードをわかりやすく徹底解説
2種類のリワードの共通点
2種類のコストコのリワードの共通点は、下記のとおりです。
ポイント
- 還元タイミング:1年分が翌年2月にまとめて付与される
- 有効期限:付与年の12月31日まで
- 使えるところ:コストコの買い物だけ!
一般的なクレジットカードのポイント還元率と比べると、リワードの還元率はとても高いのですが、「コストコでしか使えない」という制限があるからなんですね。
「コストコのリワードは還元率が高くてお得!」と印象を持ちがちですが、このデメリットは店員さんもサラサラっと説明しがちで、気づきにくいので要注意です。
2種類のリワードの確認方法
2種類のリワードの確認方法ですが、それぞれコストコのホームページで確認できます。
ポイント
- コストコグローバルカードのリワードの確認先:https://creditcard.costco.co.jp/
- エグゼクティブリワードの確認先:https://executive.costco.co.jp/
まとめて付与されるわけではなく、各リワードは別のところに還元されることを知っておきましょうね。
どちらのリワードも2月から12月の11ヵ月間使えます。
コストコユーザー別!利用頻度ごとのおすすめリワード
エグゼクティブリワードが加わってから、「結局、どのリワードが結局お得なの?」と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、コストコの利用品度に応じたおすすめのリワードをご紹介します。
ポイント
- コストコをはじめて使う方、あまり使わない方
- ライトユーザー:コストコの利用額が年間25万円(月2万円)より少ない場合
- ヘビーユーザー:コストコの利用額が年間25万円(月2万円)より多い場合
では、早速見ていきましょう!
コストコをはじめて使う方、あまり使わない方(年数回)
コストコをはじめて使う方やあまり使わない方におすすめなのは、「リワードは利用しない」ことです。
というのも、リワードの使用先はコストコに限定されていて、使い勝手が悪いからです。
お手持ちの普段使っているクレジットカードを使って、他でも使えるポイントを貯めるのをおすすめします。
ライトユーザー:コストコの利用額が年間25万円(月2万円)より少ない場合
続いて、コストコの利用額が年間25万円(月2万円)より少ない場合ですが、コストコグローバルカードのリワードだけがおすすめです。
なぜなら、エグゼクティブ会員の年会費は9,000円と高めなのですが、その年会費の元をとれるだけのリワードを手に入れられないからです。
したがって、コストコは使うけど毎月がっつり買い込むわけではないのであれば、コストコグローバルカードのリワードだけでOKですね。
クレジットカードを切り分けるのが面倒であれば、先程と同じく日常用のクレジットカードで使いやすいポイントをもらったほうがいいでしょう。
ポイント
ライトユーザーは、コストコグローバルカードも他のクレジットカードのどちらでもOK。エグゼクティブ会員になるのはやめておきましょう。
ヘビーユーザー:コストコの利用額が年間25万円(月2万円)より多い場合
コストコの利用額が年間25万円(月2万円)より多い場合、コストコグローバルカードのリワードとエグゼクティブリワードのどちらももらうのが確実にお得です。
というのも、エグゼクティブ会員の年会費の元もとれるし、リワードの使い先がコストコに限定されていても問題ないからです。
実際、1年間にコストコで50万円の買い物をしたとすると、下記のようにリワードが変わります。
ポイント
- 一般的なクレジットカード:2,500円~5,000円
(ポイント還元率を0.5%~1.0%として、仮定しています) - コストコグローバルカードのリワード:7,500円
- エグゼクティブリワード:1万円
- 2つのリワードのどちらももらう:17,500円
そのため、コストコグローバルカードのリワードとエグゼクティブリワードを重ねると、年間で約2万円のリワードが貯まりますよ。
まとめ
この記事では、エグゼクティブ会員制度がはじまってからの、コストコのリワードについてご紹介しました。
そのため、コストコを継続的に使うかどうかによって、リワード制度を利用するかが変わってきますね。
ポイント
- コストコをはじめて使う方、あまり使わない方
リワードは不要。普段のクレジットカードがおすすめ。 - ライトユーザー:コストコの利用額が年間25万円(月2万円)より少ない場合
コストコグローバルカードのリワード狙いはアリ。普段のクレジットカードでもOK。 - ヘビーユーザー:コストコの利用額が年間25万円(月2万円)より多い場合
コストコグローバルカードのリワードもエグゼクティブリワードもゲットしたほうがお得。
リワードってなんかお得だという気持ちはよくわかります。
でも、エグゼクティブ会員の年会費の元をとろうと必要以上にコストコで買い物をしたりすると、もらえるリワードよりもムダ使いが勝っちゃいます・・・
最後までお読みいただきありがとうございました。